卓球男子中国代表で世界ランキング6位の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)が世界ランキングからの脱退を表明した。
ファンは27日に中国のSNS・微博(ウェイボー)アカウントで「“I remember it all too well(よく覚えている)”。
また、「私は私であり、引退はせず、より多くの異なる試合に参加するよう引き続き努力する。“Never stop chasing my wildest dreams(自分の一番大きな夢を追いかけることを決してやめない)”。卓球は子ども、少年、青年時代の栄光の勲章であり、スポーツへの無限の愛は一生を満たしていくだろう。卓球から離れることはないし、スポーツから離れることはない。“It's time to try defying gravity(限界突破に挑戦する時だ)”」とつづった。
中国の卓球ファンからの間でも衝撃が広がっており、微博では関連ワードがトレンド1位に急上昇。
樊振東は24年のパリ五輪男子シングルスで金メダルを獲得し、男子史上6人目の大満貫(グランドスラム。五輪、世界選手権、ワールドカップで優勝)を達成した。長年、世界ランキング1位を守り続けるなど、エースとして中国を引っ張ってきた。(翻訳・編集/北田)