中国の第14期全国人民代表大会第3回会議が5日午前、北京市内の人民大会堂で開幕し、李強総理が政府活動報告を行いました。報告では、今年の経済社会発展の任務は非常に重く、要点を押さえてしっかり取り組むべき十大任務が発表されました。
一、消費を大いに活性化し、投資効率を高め、国内需要を全方位的に拡大します。
二、新たな質の生産力を現地の実情に応じて発展させ、現代化した産業体系の構築を加速します。
三、科学教育による国家振興戦略を踏み込んで実施し、国家革新システム全体の効率を向上させます。
四、象徴的な改革措置の実施を加速させ、経済体制改革による牽引的な役割をより良く発揮させます。
五、ハイレベルの対外開放を拡大し、対外貿易と外資を積極的に安定させます。
六、重点分野のリスクを効果的に防止・解消し、システミック・リスクの発生をしっかりと防ぎます。
七、「三農(農業・農村・農民)」活動に注力し、農村の全面的な振興を踏み込んで推進します。
八、新たな都市化と地域の協調発展を推進し、発展空間の枠組みをより最適化します。
九、炭素削減・汚染減少・グリーン拡大の成長を協調して推進し、経済社会発展の全面的なグリーントランスフォーメーションを加速します。
十、国民生活の保障と改善に力を入れ、社会ガバナンスの有効性を高めます。(提供/CRI)