中国メディアの快科技は30日、中国の新エネルギー車大手、比亜迪(BYD)について、「カンボジアで販売が好調で、28日には同国初の新エネ車生産拠点となるBYDカンボジア乗用車工場の起工式がシアヌークビルで行われた」と報じた。

記事によると、BYDのアジア太平洋自動車販売部門ゼネラルマネジャー、劉学亮(リウ・シュエリアン)氏は、同工場の年間生産能力は1万台で、2025年第4四半期(10~12月)に操業を開始すると述べた。

記事は「BYDがカンボジアに工場を建設する背景には、現地での販売好調がある」とし、25年第1四半期(1~3月)のカンボジアでの受注数は前年同期の6.21倍になったと伝えた。

記事によると、BYDは25年末までにカンボジア国内にブランドストア10店舗をオープンする予定で、うちプノンペンのフンセン通りの旗艦店は敷地面積が同国最大規模の1.5万平方メートルだという。(翻訳・編集/柳川)

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