サッカーのJ1第14節、川崎フロンターレ対横浜FCの試合で飛び出した「衝撃のオウンゴール」が中国でも話題になっている。

14日に行われた試合の1-1で迎えた83分。横浜のディフェンスラインの裏に出されたボールをGK市川暉記がペナルティーエリアを跳び出してクリアしたが、このボールが川崎のFW家長昭博に渡り、家長が無人のゴールに向けて右足でふわりとしたシュートを放った。ボールはワンバウンドしてクロスバーに当たり、こぼれたボールに横浜のDFンドカ・ボニフェイスが反応。事なきを得たかに思われたが、胸トラップしたボールが長くなり、慌てて右足で蹴ったボールがそのまま自陣ゴールに吸い込まれた。

その瞬間、横浜の選手らは頭を抱えて天を仰ぎ、川崎の選手らはガッツポーズ。会場はどよめいた。日本のサッカー専門メディアでは「衝撃のオウンゴール」と報じられている。

中国のSNSでもこのオウンゴールは話題になっており、「ハハハハハ。これはすごい」「日本のトップリーグの試合だよね?」「これ八百長?それとも本当にミス?」「日本のサポーターは八百長じゃないかって疑わないのかな」「Jリーグは本当に八百長が多い」「真剣にやってるフリすらしないんだな」「日本サッカーはいつも奇妙なプレー集に貢献してくれる」「中国にまったく引けを取らない」「中国代表みたい」といったコメントが寄せられている。

ンドカはナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、国籍は日本。浦和東高校2年次の2012年には、U-16日本代表候補に選出された経験を持つ。2018~20年は水戸ホーリーホック、21~22年は東京ヴェルディに所属し、2023年から横浜FCでプレーしている。(翻訳・編集/北田)

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