中国国家食糧物資備蓄局は13日、今年、これまでに全国で収穫された夏期収穫の小麦の買付量が1700万トン以上に達し、その進捗は前年同期を上回っていると発表しました。
今年の夏小麦の買付総量は近年の高水準を維持して8500万トン以上になると予測されています。
また、中国は例年に引き続き主要産地での小麦と米の最低買付価格政策を実施しています。国家食糧物資備蓄局は現在までに、河南省で最初の236カ所の最低買付価格適用倉庫を準備しました。倉庫は省内の主要な小麦生産県を全てカバーしており、農家が近隣で迅速に販売できる体制が整いました。国家食糧物資備蓄局は主要産地に対して、生産販売協力や農産物の生産者と企業との直接取引などの強化を促し、多様な主体による積極的な市場参入を促しながら、それ以外にもさまざまな措置を通じて市場取引の活性化を図っています。(提供/CRI)