中国メディアの極目新聞によると、世界で大ヒット中の「LABUBU(ラブブ)」の縫いぐるみで知られる中国のトレンド玩具ブランド「POP MART(ポップマート)」の新店が15日、浙江省杭州市の複合施設「西渓天街」内にオープンしたが、大勢の客が押し寄せたため、安全上の危険があるとして、約2時間後に予定を大幅に前倒しして閉店した。

西渓天街の関係者によると、営業時間は午前10時からだが、雨の中、ポップマート目当ての客による列ができたため、前倒しして同9時すぎに開店した。

警備員総出で秩序維持にあたったが、客で混雑し安全上の懸念があったため、同11時すぎに閉店した。施設内の他の店舗は通常通り営業したという。
ポップマートの新店がオープンから2時間で前倒し閉店、転売屋が買い占めとの投稿も―中国

SNS上に「前倒しして閉店したのは、商品がわずか2時間で転売屋に買い占められてしまったためだ」などとする動画が複数投稿されたことについて、この関係者は「それが原因かはよく分からない。どの客が転売屋か見分けるのも難しい」と回答した。

極目新聞の記者がポップマートの運営会社に電話したがつながらなかったという。(翻訳・編集/柳川)

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