中国商務部によると、習近平国家主席は11日、中国・アフリカ協力フォーラム（FOCAC）成果実行調整者閣僚級会議に祝賀メッセージを送り、中国は「共同発展経済パートナーシップ協定」の締結を通じて、外交関係のあるアフリカ諸国53カ国を対象に100%関税品目のゼロ関税措置を実施するとともに、アフリカの後発開発途上国の対中輸出により多くの支援を提供することを表明したとのことです。
商務部の紹介で「共同発展経済パートナーシップ協定」とは、中国とアフリカ諸国の間にある革新的な自由貿易協定です。
協定は、中国と外交関係を結んだ53カ国のアフリカ諸国に対して、100％関税品目のゼロ関税政策を実施します。これは中国が自主的に開放を拡大する具体的な行動であり、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで遂げた成果の実行をいっそう強化し、新時代における全天候型の中国・アフリカ運命共同体の構築を支援する具体策でもあります。これは経済グローバル化という発展の方向性に対応し、アフリカ諸国の期待に応え、世界貿易機関（WTO）のルールにも合致していることから、中国とアフリカの経済貿易協力に制度的な保障を提供するとともに、グローバルサウス協力の新しい手本を樹立し、経済グローバル化がより普遍的で包摂的な方向へ発展するよう促します。
中国はすでに2024年12月1日、アフリカ諸国を含む中国と外交関係のある後発開発途上国33カ国に、100％関税品目のゼロ関税待遇措置を実施しています。（提供/CRI）
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