第27回上海国際映画祭の金爵賞授賞式が21日夜、上海大劇院で行われ、日本の「夏の砂の上」と中国の「長夜将尽」(長い夜が明ける)が審査委員会特別賞を受賞しました。

今回の金爵賞には、メインコンペティション、アジア新人、ドキュメンタリー、アニメ、短編の五つの部門が設けられており、2800本を超える応募作品のうち、1820本以上がワールドプレミアでした。

第27回上海国際映画祭金爵賞授賞式開催、日本の「夏の砂の上」と中国の「長夜将尽」が審査委員会特別賞
「長夜将尽」

金爵賞の五大部門には28の国と地域からの49作品がノミネートされました。メインコンペティション部門では、キルギス映画「黒、赤、黄」が最優秀作品賞を受賞し、日本の「夏の砂の上」と中国の「長夜将尽」が審査委員会特別賞を、中国の曹保平監督が「脱缰者也」(逃亡者)で最優秀監督賞を受賞しました。ポルトガルとブラジルの共作「思い出の香り」(THE SCENT OF THINGS REMEMBERED)で主演したジョセ・マルティンスが最優秀男優賞、「長夜将尽」のヒロイン、中国の俳優・万茜が最優秀女優賞を受賞しました。このほか、中国やスリランカ、インド、フィリピンなどの新人と新作品がアジア新人部門の賞を受賞しました。(提供/CRI)

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