2025年6月19日、香港メディア・香港01は、最新の「世界住みやすい都市ランキング」トップ10で、大阪がアジアで唯一ランクインしたと報じた。

記事は、英エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが17日に発表した「世界住みやすい都市ランキング2025」で、これまで3年連続1位をキープしてきたオーストリアの首都ウィーンが2位に後退し、代わりにデンマークの首都コペンハーゲンが1位となったことを紹介。

コペンハーゲンは安定性や教育、インフラといった分野で満点を獲得したと伝えた。

また、ウィーンと同率でスイス・チューリヒが2位となり、4位以下はメルボルン(オーストラリア)、ジュネーブ(スイス)、シドニー(オーストラリア)、大阪、オークランド(ニュージーランド)、アデレード(オーストラリア)、バンクーバー(カナダ)の順になったと紹介した上で、アジアでは大阪が安定性や医療、教育で満点を獲得して7位に入り、アジアで唯一トップ10入りしたほか、香港が昨年より順位を6つ上げて44位に、インドネシアのジャカルタが安定性の評価が高まり10ランクアップの132位にタイのバンコクとチェンマイもそれぞれ順位を6つ上げて116位、130位となったことを伝えている。

記事は、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットがアジアの状況について「インドや台湾などの軍事的な脅威が高まり、安定性の点数が全体的に低下したものの、一部では顕著な進歩が見られた都市もあり、希望を抱かせる結果になった」とコメントしていることを紹介した。(編集・翻訳/川尻)

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