中国ジャイアントパンダ保護研究センターは、同センター臥竜神樹坪基地で飼育されているパンダ「玲琅(リンラン)」が21日夜、赤ちゃんパンダを出産したと発表した。これは同センターで飼育されているパンダが今年産んだ初の赤ちゃんパンダとなる。

飼育チームによるきめ細かなケアのおかげで、母子ともに極めて良好な状態にあるという。新華社が伝えた。

臥竜神樹坪基地の呉虹林(ウー・ホンリン)副主任は「今年7歳になる玲琅にとって今回が初産だったが、極めて母親らしい振る舞いを見せた。赤ん坊をくわえる、守るなどの動作も非常にスムーズだったほか、赤ん坊の体をなめてやることもできた。母親パンダの育児への干渉を極力避けるため、飼育員はまだ赤ん坊の健康診断を実施していない」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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