2025年6月26日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、韓国で米国の空母を撮影した疑いで中国人留学生2人が逮捕されたと報じた。
記事は、韓国の沿海都市釜山の警察が26日、中国人2人が長期間にわたりドローンを使って釜山海軍基地を不法に撮影していたほか、合同軍事演習のために釜山港に停泊していた米国の空母「セオドア・ルーズベルト」を撮影していたとして中国人留学生2人を「軍事基地および設備保護法」違反の疑いで逮捕したことを明らかにしたと伝えた。
そして、逮捕された2人は2023年3月から24年6月までの間に写真172枚、動画22件を撮影し、一部をTikTokなどのSNSで公開していた疑いがあり、2人が中国製のドローンを使用し、ドローンのアプリがデータを中国のサーバーに送信していたという警察発表の情報を紹介した。
記事によると、この事案には別の中国人の男1人も関わっているものの、現時点で逮捕されておらず警察が捜査を進めているという。(編集・翻訳/川尻)