広西チワン族自治区桂林市興安県華江ヤオ族郷にある華南エリアの最高峰「猫児山」には、青々と茂る木々の間を蛇行して流れる清流があり、その水は川底がはっきり見えるほど透き通っている。養殖されている魚は餌を食べてまるまると太っているのに対して、流れの速い清流という「フィットネスジム」で鍛え上げられたそこの魚は身が引き締まっている。

人民網が伝えた。

流れの速い清流で養殖されている「身が引き締まった魚」は24時間「運動」し続け、人間から餌を与えられるのではなく、川のプランクトンなどを食べるため、体内の余分な脂や臭みが少しずつ抜けて、「臭みが無く、余分な脂肪ゼロ」の引き締まった身になる。

桂林、流れの速い清流で「身が引き締まった魚」を養殖―中国

水がきれいな清流で育ち、身が引き締まった魚はとてもおいしく、猫児山景勝地の「看板メニュー」となっており、それを一度味わおうと観光客が押し寄せている。華江ヤオ族郷は近年、自然を大切にして守り続け、大自然に恵まれた猫児山や漓江の源流地である「漓江源」といった観光資源を活用しており、現地の村民は民泊施設や農家楽(農家の生活を体験できる民宿)の経営し、「身が引き締まった魚」の養殖などを通して、豊かな生活を送ることができるようになっている。華江ヤオ族郷は豊かな自然と経済がウィンウィンの関係を築く発展の道を歩んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

桂林、流れの速い清流で「身が引き締まった魚」を養殖―中国

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