中国物流購買連合会が7月24日に明らかにしたところによると、消費促進などの政策による後押しの下、中国のアパレル消費市場は粘り強さと活力を見せ、アパレル物流とサプライチェーンは多様な業態が融合して発展する傾向を示すと同時に、アパレル物流の国際化が急速に進んでいます。

関連のデータによると、2024年の一定規模以上の事業所(売上2000 万元以上の卸売業、500 万元以上の小売業、200 万元以上の宿泊・外食企業)による衣料品の小売額は1兆716億2000万元(約21兆9600億円)で、衣料品・靴・帽子・アクセサリーのオンライン小売額は前年より1.5%増加し、衣料品とアクセサリーの輸出額は1591億4000万ドル(約23兆3000億円)に達しました。

業界の発展を支える核心として、アパレル物流とサプライチェーンは多様な業態が融合して発展する傾向を見せています。直営実店舗や既存の電子商取引、ライブコマース、コミュニティーによる共同購入などの販売チャネルが併存し、「オンライン注文・店舗受け取り」、「当日配送、翌日配送」などの迅速なサービスが常態化し、「アパレル小売+即時物流」などの革新的なモデルの台頭が加速しています。

これと同時に、中国のアパレル物流の海外進出も加速しています。中国のアパレル企業は既に生産能力の海外進出、プラットフォームの海外進出からブランドの海外進出という新たな段階に進んでいます。アパレル物流とサプライチェーンは、技術、モデルとエコシステムの革新を通じて、国内を核心としつつ海外展開を図るというグローバル化ネットワークを構築しています。海外倉庫も単なる保管用の倉庫から地域に根ざしたフルフィルメントセンターへと進化を遂げつつあるということです。(提供/CRI)

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