国際通貨基金(IMF)は7月29日、「世界経済見通し」の更新内容を発表しました。これによると、今年4月の予測に比べ、IMFは中国の2025年の経済成長率を0.8ポイント引き上げ、4.8%に上方修正しました。

今回の上方修正は、2025年上半期の中国の経済活動が予想より強かったことと、中米関税の大幅な引き下げを反映しています。2026年の中国経済成長率も0.2ポイント引き上げ、4.2%に上方修正しました。

また、2025年と2026年の世界経済成長率はそれぞれ3%と3.1%となり、今年4月の予測の結果よりそれぞれ0.2ポイントと0.1ポイント上昇すると予想しています。引き上げの見通しは、輸入業者が米政府の関税引き上げの脅威により事前に買いだめをしたことなどによるものだとされています。(提供/CRI)

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