ドイツにとって自動車産業は同国を代表する基幹産業であり、米国の関税政策から受ける衝撃は特に顕著です。独自動車メーカーのアウディが7月28日に発表した2025年上半期の財務報告によると、米国による欧州連合(EU)から輸入する自動車に対する追加関税の影響で、同社の税引後利益は前年同期比で3割以上も減少しました。

財務報告によると、アウディの上半期の税引後利益は前年同期比37.5%減の13億4600万ユーロでした。ユルゲン・リッテルスベルガー最高財務責任者(CFO)によると、利益減少の要因は米国の追加関税と企業のトランスフォーメーションによるコスト増で、米国の関税が同社に約6億ユーロの損失をもたらしました。上半期の世界における納車台数は同約6%減少しました。(提供/CRI)

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