国務院報道弁公室は9月15日午前、記者会見を行い、国家統計局報道官で国民経済総合統計司の付凌暉司長が2025年8月の国民経済の運営状況について説明を行い、記者の質問に答えました。それによりますと、8月の国民経済の運営は全体として安定しており、堅調に推移しています。

説明によりますと、全国の一定規模以上工業の8月の工業付加価値は前年同期比5.2%、前月比0.37%の増となりました。そのうち、三つの主要分類別では、採鉱業の付加価値が前年同期比5.1%増、製造業は同5.7%増、電力、熱、ガス、水の生産・供給業は同2.4%増でした。設備製造業の付加価値は前年同期比8.1%増で規模以上工業全体の付加価値の伸び率を2.9ポイント上回り、ハイテク製造業の付加価値は9.3%増で、同じく4.1ポイント上回りました。

また、8月の全国サービス業生産指数は前年同月比5.6%増となりました。業種別に見ますと、情報伝送・ソフトウェア・情報技術サービス業の生産指数が前年同期比12.1%増でサービス業の生産指数を6.5ポイント上回ったほか、金融業が同9.2%増で同じく3.6ポイント、リース・ビジネスサービス業が同7.4%増で同じく1.8ポイント上回りました。1~8月の全国サービス業生産指数は前年同期比5.9%増でした。

このほか、8月の社会消費財小売総額は3兆9668億元(約80兆円)で、前年同期比3.4%増、前月比0.17%増となりました。

1~8月の全国都市部の調査失業率の平均値は5.2%でした。8月の全国都市部の調査失業率は5.3%で、前月より0.1ポイント上昇し、前年同月比は横ばいでした。(提供/CRI)

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