第25回中国国際工業博覧会は上海市内で9月23日に始まります。12日午前に開かれた同博覧会の報道向け説明会では、今回の工業博覧会は「工業新質、智造無界(工業の新たな質、限りなきスマート製造)」をテーマに、開かれた協調型のスマート産業エコシステムを構築し、世界の工業の転換とアップグレードに中国の方策を提供することを目指すとの紹介がありました。
今回の博覧会の展示面積は30万平方メートルに達し、規模や専門家の来場者数、国際出展者の比率などの重要な面で、いずれも過去最高を更新する見込みです。
博覧会はハイエンド化、スマート化、グリーン化を基調として、「高み」に向かって飛翔し、「第14次五カ年計画」(2021-2025年)における工業の成果を展示する重要な窓口の役割を果たします。博覧会に付随して、重点テーマ展の一つとして「国家の新型の工業化および『第14次五カ年計画』における工業の重大な成果展」も、国家関連機関の強力な支持を受けて開催されます。
この「成果展」では、C919大型旅客機、国産大型クルーズ船「愛達・魔都(アドラ・マジック・シティ)」などの国家級重点装備や、産業基礎能力向上に向けた1500の重点堅塁攻略プロジェクトの成果、80の国家先進製造業クラスター(地域群)の発展の成果などが紹介されます。(提供/CRI)