毎年10月に東京で開催される女子テニス協会(WTA)ツアー大会の一つである「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント(東レPPOオープン)」の発表によると、昨年大会のシングルスで優勝した鄭欽文が、連覇を目指して今年も同大会に出場することが決まったとのことです。鄭欽文は2022年の同大会では準優勝しました。
一方で、WTAツアー大会の一つである武漢オープン2025が10月4日から12日まで、中国の武漢市内の光谷(オプティクスバレー)国際テニスセンターで開催されます。武漢オープン組織委員会は9月12日、シングルス本戦の出場が決まった最初の43人のリストを発表しました。リストには、現在の女子世界ランキング1位で武漢オープンの前回優勝者のアリーナ・サバレンカなど、グランドスラム・シングルスチャンピオン11人が名を連ねました。右肘の手術で2カ月以上休養していた中国女子テニスの「エース」の鄭欽文も出場することが確認されました。
鄭欽文は7月19日、ソーシャルメディアを通して右肘関節の手術を受けたことを明らかにして、手術は順調に終わって療養中と発表しました。鄭欽文は9月14日にあるイベントに出席した際に、自らの体の状況について「今は回復段階です。ある程度の強度のトレーニングも行っていますが、完全に回復するにはまだ時間がかかると思います。もちろん、早く回復できるよう努力していますし、実際のところ、私も早くコートに戻って、皆さんにコートでの私の姿をお見せしたいと思っています」と説明しました。(提供/CRI)