中国工業情報化部は11月13日、中国中部の湖北省黄石市で、第7回国家工業遺産リストに登録された項目に認定証を授与しました。これにより、国家工業遺産の総数は264件に達しました。
第7回国家工業遺産には、北京市の火箭総装廠(ロケット総合組立工場)、鉄道車両メーカーの京張製造廠、薬品メーカーの武漢市健民製薬廠など32項目が含まれています。これらは歴史的価値の保護・保存に注力すると同時に、文化と観光の深いレベルの融合、文化クリエーティブ消費シーンの構築、産業機能の再生などにおいて積極的な模索を進めてきました。これまでに登録された国家レベルの工業遺産は264件、省レベルの工業遺産は496件に達しました。
認定証授与式では、2014年に発見された湖北省大冶市の銅緑山四方塘遺跡や2015年に発見された湖南省桑植県の官田遺跡など8件の工業考古学成果も初めて紹介されました。専門家は、工業遺産の保護と革新的発展を推進するためには、科学技術を活用し、工業考古学における発見と分析能力を高める必要があると述べています。またデジタル技術を遺産保護と文化の生産、普及、消費、体験などの各段階に応用することで、新たな文化的商品や消費シーンを創出すべきとの見解を示しました。(提供/CRI)











