中国紙・環球時報は27日、「中国はどのようにして狂ったような交通騒音を抑制したのか」と題する豪メディア・オーストラリアンの報道を紹介した。

オーストラリアンの北アジア特派員ヨニ・バシャン氏は北京の繁華街にある幹線道路からリポートし、「交通量は非常に多いが、ほとんど騒音が聞こえず、人々は道を歩きながら容易に会話を交わすことができる」と説明。

「これは主に、従来のガソリン車を徐々に電気自動車(EV)へと置き換えていることが要因で、とりわけ北京ではその傾向が顕著だ」とした。

その上で、「私が驚いたのは、北京の街があまりにも静かなこと。この新しい環境に順応しようとしているところだ。道路では車が行き交っているが、車列による耳をつんざくようなごう音は聞こえない。特に驚くべきなのは、エンジン音がまったく聞こえない車があることだ。それはEVだからであり、聞こえてくるのは鳥のさえずりや歩行者の話し声だ」と述べた。

そして、「北京が常住人口2000万人を超える大都市であることを踏まえると、これほど短期間で(交通騒音を大幅に低減したことは)並外れた変化だ。中国はさまざまな政策措置によってこれを実現しており、EV購入の奨励やナンバープレートの番号による通行制限などがある。各都市はそれぞれ異なる措置を実施しているが、本質的にはいずれも規制と奨励を組み合わせたものだ」と紹介した。

同氏は、「北京に来てまだ2週間だが、毎日が良い天気で空気の質も良好。中国政府は二酸化炭素排出削減問題を非常に重視しており、中国に来ればこの国が風力、太陽光、水力などのクリーンエネルギーの発展に多大な労力と資金を投入していることにすぐ気付くだろう」とし、「中国で強く感じるのは、政府がある事柄をやると決意すれば、驚くべき速さで成し遂げることができるという点。それは実に心強いことだ」と述べた。

(翻訳・編集/北田)

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