矢野顕子の84年発売『オーエスオーエス』と86年発売『峠のわが家』が2019年11月27日(水)にアナログ・レコードでの再発売が決まった。 『オーエスオーエス』は共同プロデューサーとして坂本龍一が参加した1984年発売の7枚目のオリジナル・アルバム。
東京とロサンゼルスで録音が行われ、 ベースにウィリー・ウィークス、 ドラムスにカルロス・ベガなど米国人ミュージシャンを起用している。 坂本龍一がシンセサイザーを担当するほか、 細野晴臣高橋幸宏といった、 散開後のYMOメンバーの参加もみられる。 『峠のわが家』は1986年2月発売、 MIDIから発売された第1弾のオリジナル・アルバム作品。 坂本龍一共同プロデュース。 高橋幸宏、 大村憲司もレコーディングには参加するもののテクノポップ感がうすれ、 ジャズ回帰色が明確になった作品である。 米国バーニー・グランドマン・マスタリングによるカッティング、 国内プレス。 完全生産限定盤。 11月20日リリースの『SUPER FOLK SONG』、 『ふたりぼっちで行こう』、 『Soft Landing』のアナログ・レコードとともに、 矢野顕子ファンは要チェックのアイテムだ。 また先月の立川シネマシティに続き、 11月22日(金)に1日限定で、 矢野顕子のドキュメンタリー映画『SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。 ~』(2017デジタル・リマスター版)が渋谷パルコ8階、 ホワイトシネクインにて再上映される。 『SUPER FOLK SONG』の制作風景に迫ったドキュメンタリー映画であり、 一音ごとの緊張感、 一場面ごとの研ぎ澄まされた臨場感が、 矢野の音楽に対する“執念”にも近い強い意志と想いとともに極めてリアルに伝わってくる。 株式会社ソニー・ミュージックダイレクトが運営するサイト「otonano」内にて矢野顕子アナログ特設ページが公開されている。
今後の最新情報や詳細情報はこちらからも要チェックだ。 今回のアナログ・レコード再発売に寄せて、 矢野顕子より最新のコメントが届いている。

矢野顕子 コメント

こうやって聴くと、 自分がたくさんの人々の力を借りて、 めちゃいいものを作っていたんだということに気がつきます。 その時の矢野顕子しか作れない音です。 今の耳で聞いても心が踊る。 さあ、 共に踊るべー。
編集部おすすめ