情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)は5月20日、「セキュリティ業務職種のキャリア展望について」を公開した。

ISEPA JTAGキャリアデザインワーキンググループでは、JTAG財団で定めるサンプルプロファイルを元に「セキュリティ業務
のキャリアアップ・キャリアチェンジの可能性」を、計画的偶発性理論を用いて「個人のキャリアの8割は、偶然の出来事によって決定される」の2つのテーマについて分析・考察を行い資料「セキュリティ業務職種のキャリア展望について_V1.0」としてまとめた。


また本資料では、技術職から非技術職へキャリアチェンジした対象者へインタビュー実施し実態とまとめるとともに、「異動や転職の事例」の詳細についても7件紹介している。それによれば、技術職から非技術職へシフトした経緯、きっかけとして、会社異動や業務命令がきっかけとしてあっても、「エンジニアはある程度経験を積んだので、違うことをしてみたいと思い自分もやりたいと思った」といった前向きな回答を得ている。また、技術職で得られた知見を「顧客やエンジニアなど同じ目線で物事をとらえて考えることができる」「クレームや提案時の顧客への共感ができることで、いろいろと対応しやすい」のように活用しているとのこと。

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