株式会社ティエスエスリンクは1月17日、Webコンテンツの情報漏えい対策ソフト「パイレーツバスター AWP Ver.11.2」の同日からの発売を発表した。最新バージョンでは、新たに Windows 11 に対応している。


 パイレーツバスター AWPは、Webシステムで共有する顧客情報や技術情報のセキュリティを確保する情報漏えい対策ソフトで、ブラウザに表示される PDF や Microsoft Office ファイルに対し、ダウンロード(保存)や印刷、コピーなどの情報漏えいにつながる操作の禁止を実現する。地味だがグローバル水準の知財を持つ製造業などでは重要な機能。

 利用するWeb システムにフィルタ型サーバを組み合わせて保護する仕組みのため、Web システムの仕組みに関係なく適用可能で、特別なカスタマイズも不要。Internet Explorer 11、Google Chrome、Microsoft Edge、Edge の IE モードに対応し、システム上で共有するファイルの情報漏えいを防止する。

 2022年6月の IE サポート終了に向けて、標準ブラウザとして Edge や Chrome への移行の検討を進める中で、IE を前提とした業務システムや基幹システムを Edge や Chrome に対応させることは容易ではなく、Edge の IE モードでシステムは継続利用 できるのに、システム用のセキュリティ対策ソフトが Edge の IE モードに対応していないケースも確認している。

 同ソフトではIE 前提の既存システムを Edge の IE モード で利用する場合も、新システムで Edge または Chrome で利用する場合にも、システム 上で共有するファイルの情報漏えいを防止できる。


 パイレーツバスター AWP サーバ1台分のライセンス、1つのブラウザのライセンス、利用者の100ユーザーライセンスが含まれたAWP基本パッケージ100は100万円から、無償の評価版で試用も可能。

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