独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月18日、PgManageにおけるインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社SecDevLabの中谷翔氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

PgManage 1.3.1より前のバージョン

 Command Prompt, Inc.が提供するPgManageには、インジェクションの脆弱性が存在し、当該製品のユーザーが、Sandboxをエスケープし任意のコードを実行する可能性がある。

 PgManageが使用しているRestrictedPythonのバージョンには複数の脆弱性が存在しており、PgManageもその影響を受ける。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにPgManageを最新版へアップデートするよう呼びかけている。PgManage 1.3.1では、RestrictedPythonモジュールをバージョン8.0に更新している。

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