これは同学が情報ネットワーク事業の管理を委託している日鉄ソリューションズ株式会社の社内ネットワークに不正アクセスがあり、同学の学生および教職員の個人情報の一部が外部に漏えいした可能性が判明したというもの。
日鉄ソリューションズでは3月7日に不正アクセスを覚知し、3月27日に同学に不正アクセスを受けた事実の第一報を、4月17日に個人情報が漏えいした可能性がある旨の報告を、6月23日に調査結果の最終報告を行っている。
漏えいした可能性のある個人情報等は下記の通り。
・対象者(計16,542名)
2000年度から2022年度に入学した学生:8,363名
(一部、上記期間以前に入学した通教生も含む)
2018年度から2022年度に在籍していた教職員:7,438名
区分不明:741名
・個人情報の内容
氏名、メールアドレス、電話番号、所属、統合認証ID
同学では、メールで通達が可能な対象者2,892件に対し、謝罪と注意喚起を送信している。なお、現在アカウントが無効化されておりメールで連絡が取れない卒業生等の対象者13,650件については、ホームページでの公表をもって状況説明と謝罪としている。
同学では、漏えいした可能性がある情報について、SNSおよびダークウェブでの調査を行ってきたが、現時点で本事案に関連する情報は確認されていないとのこと。