深セン証券取引所のメインボードに上場している、仏山市国星光電(002449/深セン)が5月19日、中国通信機器大手の華為科技(ファーウェイ)とLED分野の提携合意を結んだことを発表した。
同社は1981年設立で、2010年7月に深センメインボードに上場した。
公告によれば、同社はファーウェイと先日「全面提携合意」を締結した。両社は合同イノベーションセンターを設立し、研究開発や業務提携を進めるとともに、市場や業界の発展動向に基づきコア技術を駆使した製品化、産業化を推進する。
具体的には、同社が持つLEDディスプレイ、バックライトの技術的な強みと、ファーウェイが持つ半導体、AI、5Gなどの情報化技術力を融合し、ミニ・マイクロLEDやLEDバックライト、ディスプレイモジュール、直接発光型ディスプレイRGBデバイス、車載HUD(ヘッドアップディスプレイ)、インテリジェント健康照明、フォトカプラー、パワーデバイス、非可視光源などの分野でイノベーション提携を行う。また、イノベーションセンターは両社の人材育成・トレーニングセンターのモデル拠点とするほか、全国の行政や企業向けの視察、展示拠点とする計画だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)