売り圧力が意識される流れ。
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)世界最大手の聞泰科技(600745/SH)が2.4%安、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が2.3%安、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって2.2%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.1%安で引けた。
医薬株もさえない。薬明康徳(603259/SH)が2.6%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.6%、人福医薬集団(600079/SH)が1.3%ずつ下落した。素材株、消費関連株、インフラ関連株、不動産株なども売られている。
半面、メディア関連株はしっかり。吉視伝媒(601929/SH)が2.1%、鳳凰伝媒(601928/SH)が1.7%、人民網(603000/SH)が1.5%、新国脈(600640/SH)が1.4%、中文天地出版伝媒(600373/SH)が1.3%ずつ上昇した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.85ポイント(0.37%)高の231.99ポイント、深センB株指数が2.85ポイント(0.26%)安の1081.63ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)