投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が8.3%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が7.5%安、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が5.8%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.6%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が4.5%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が4.0%安で引けた。
不動産株もさえない。金地集団(600383/SH)が4.5%、新城控股集団(601155/SH)が4.1%、緑地HD(600606/SH)が4.0%、保利発展控股集団(600048/SH)が2.8%ずつ下落した。消費関連株、インフラ関連株、医薬株、公益株なども売られている。
半面、銀行株はしっかり。成都銀行(601838/SH)が1.6%、交通銀行(601328/SH)が1.3%、中国農業銀行(601288/SH)が1.2%、中国銀行(601988/SH)が1.1%ずつ上昇した。エネルギー株、海運株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.49ポイント(0.99%)安の248.84ポイント、深センB株指数が8.23ポイント(0.76%)安の1080.05ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)