麻生太郎首相は3日、東京で全国人民代表大会全人代)外事委員会主任委員で、中国国際友好連絡会の李肇星会長一行と会見した。

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 李肇星会長は、「2008年は中国の改革開放30周年、日中平和友好条約締結30周年にあたる。
胡錦濤主席が5月に日本を公式訪問した際、双方は4番目の共同文書に署名し、日中の戦略互恵的関係を打ち立てた。今、日中関係の発展は新たなスタート地点に立ち、両国は新しい発展のチャンスに直面している」と語った。

 麻生首相は、「日中関係は安定した発展を遂げている。また08年は高官の往来が頻繁に行われており、日中首脳の会談もしばしば行われた。こうした全ては日中関係の発展に重要な意義がある」と述べた。

 李肇星会長は日本政府の招請で、中国の行政職員代表団を率いて日本を訪問。安倍晋三元首相や福田康夫元首相を表敬訪問し、中国国際友好連絡会や笹川平和財団、東京財団が主催した「日中の食品安全と行政監督管理のシンポジウム」に出席した。


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