26日付信息時報によると、広東省広州市で25日、交通機関や観光スポット入場などでの「子供料金」適用基準が、身長1.2メートルに引き上げられた。

 中国で、交通機関などの子供料金適用は、料金支払い場所の近くに書かれた「基準線」により、その場で判断する。
年齢を確認するよりも、客観的かつスピーディに判断できるからという。

 広州市では約55年にわたり、身長が1.1メートル以下ならバスや地下鉄の料金は無料、身長がそれより大きければ大人料金が適用されたが、25日には1.2メートルに引き上げられた。

 公園や動物園などの観光施設では、入場料金無料が身長1.1メートル以下から1.2メートル、料金半額が1.4メートル以下から1.5メートル以下と、それぞれ10センチメートル引き上げられた。

 ただし、一部の施設では「通達がまだない」との利用で従来の基準が使われている。

 交通機関や施設利用での「子供の基準」は各地方ごとに定められている。北京市では06年6月1日に、料金無料となる基準線が、それまでの1.1メートルから1.2メートルに引き上げられた。(編集担当:如月隼人)

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