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1996年7月5日、アンディ・ラウが日本でコンサートを行った。コンサートが始まるや否や、集まったファンたちは歓喜の声を上げたのだった。しかし、アンディ・ラウは日本語での挨拶を拒否するとともに、主催者側が用意した日本語の歌を歌うことも拒否した。
関連写真:そのほかの劉徳華(アンディ・ラウ)に関する写真
また、アンディ・ラウは広東語の歌を標準語(普通話)に変更して歌い、標準語で「私は本当は日本に来たくなかった。契約があったからやむを得ず訪日したまでだ。しかし、契約さえあれば私を引っ張って来られるとは思わないことだ。私が契約を破棄したところで、誰も私を咎めることは出来ない」と語った。
アンディ・ラウは続けて、「私が訪日したのはファンにとって不公平だと思ったからであり、ファンたちは無罪だからである。私がやりたくないと思ったことは、誰も私に強いることは出来ないのだ」と語った。
さらに、アンディ・ラウは「芸術に国境は無いというが、芸術家には国境が存在するのである。つまり音楽にも国境は無いが、歌手には国境が存在するということだ」と述べ、主催者側に向かって「今後、私を紹介するときには『香港の歌手』とは言わないで欲しい。
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(出典:天高云淡博客 意訳編集)
写真はアンディ・ラウ。(編集担当:畠山栄)
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