報道によると、7月下旬に揚州市内にあるレストランのホールで、ビキニ姿で腹や足の上に刺身や寿司などを盛り付けられた状態でソファーに横たわるロシア人女性が展示されていたという。この女性は店が時給5000元(約6万円)で雇ったという18歳のカチューシャさんで、同レストランで3日間女体盛りを披露した。レストランには多くの客がおり、びっくりした人、不快感を示す人、カチューシャさんと一緒に記念写真を撮る人…反応はまちまちだったようだ。店側は「あくまで鑑賞用のパフォーマンス。レースクイーンがいるように、ディナークイーンがいてもいいだろう」としている。また、国家工商行政管理局が女体盛などによる販売活動を禁止していることから衛生当局が立ち入り調査を行ったが、ショーに使われた食材はそのまま廃棄されており、今のところ違反とは認められないとのこと。
ネット上では、「芸術だ」「見るだけならいいじゃないか」「男は喜ぶだろう」「食事の場にふさわしくない」「変態」「女性への侮辱」などさまざまな感想が書き込まれているが、嫌悪感を示すコメントのほうが多いようだ。また、「日本の変態文化を中国に持ち込むな」という意見もあった。
レストランのキャッチフレーズは「日本から来た人体盛ショー」。そんなショー、日本のレストランでいつもやっていると思われているのだろうか。(編集担当:柳川俊之)
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