湖南省北西部の張家界市は25日、世界遺産の絶景である武陵源地区にある奇観の巨岩「乾坤柱」を「ハレルヤ山」に改称し、その式典を行った。中国国際放送局が伝えた。


 報道によると、米SF映画の大作「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が2009年12月北京の上映式で、「ハレルヤ山の原型は中国にある」と明らかにした。

 別の報道によると、「アバター」のパンドラの星のモデルは張家界市の武陵源地区であるといわれ、撮影隊は08年12月に4日間同地区でロケを行ったという。

 同市の観光当局者は「改称は市民と観光客の要請に応えるためだ」としているほか、北京の「京華時報」では「この10日間、張家界への観光客は昨年同期比で2倍増となった」と報じた。(編集担当:村山健二)

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