マジックや武術のパフォーマーの董長生さんは20日、吉林省の長春国際会展中心(エキシビジョン・センター)にて、まぶたで軽飛行機を引っ張る演技を披露した。中国新聞社が報じた。


 用いた飛行機の重さは約560キログラムで、5メートルほど動かした。董さんはまず、全身の気をまぶたに集中。しばらくして、ワイヤーを目につなぎ、引きはじめた。じわりと動きはじめた飛行機はやや勢いがつき、1メートル、2メートルとずるずる移動した。

 董さんは、今年50歳。30年にわたり気功を修行している。董さんによると、「気功により、全身の『気』を一部に集中することができる。まぶたの場合は難しいが、これまでに2.5トンの自動車を動かしたことがある。ただし危険なので、まねはしないでほしい」という。

 演技が終わった後、董さんは「15メートルは動かせるはず。今度は、大型飛行機を動かして、ギネスブックの認定を獲得したい」と語った。董さんは、目が若干充血したが、その他に異常はなかったという。
(編集担当:如月隼人)

【関連記事・情報】
滑走路に旅客機が立ち往生、寄ってたかって「人力移動」(2008/09/25)
広州で「どすこい!」筋肉番付で6トン車もなんのその(2007/12/20)
フラフープ超絶妙技を披露、「世界一の女の腰」の異名も(2008/10/21)
「こめかみに電気ドリル」-武術の達人が荒技を披露(2008/05/02)
刃の上の一点バランス、失敗すれば腹グサリ-四川(2008/05/02)
編集部おすすめ