22日、映画『王朝的女人 楊貴妃』のプレミア上映が中国・北京で行われ、主演の範氷氷(ファン・ビンビン)らが出席。見所をアピールした。
「楊貴妃を演じることができて幸せ」と語ったビンビンは、10年前のドラマで同じ役を演じた過去を振り返った。当時からもし映画化される日が来たら再び演じたいと未来を思い描いていたそうだ。

 またビンビンは普段出演作品を決めるとき、台本を読み共演者やスタッフを選ぶというがこの作品に関しては、「楊貴妃ならば演じる」と、1つ返事で即決するほど思い入れが強かった様子。続けて女優の中で自分は細身ではないと自虐ネタで笑いを誘い、「重要なのは胸元ではなく、演技で観客を魅了するべきだと思っています」と語った。

 そして本作品は完成までに6年の年月をかけたとし、多くの苦労があったと明かした。「全世界の女性が、楊貴妃の愛情を受け取ってくれることを願います。そして私たちは、彼女が望み高い女性ではなかったと願いたい」とビンビンは訴えたそうだ。傾国の美女と呼ばれる楊貴妃を、擁護したい気持ちが湧き出たようだ。

 中国では、30日より全域で上映が始まるというこの映画。ビンビン演じる美しい楊貴妃の姿と、相手役を演じる黎明(レオン・ライ)、呉尊(ウーズン)ら人気俳優が翻弄されるシーンが注目を浴びそうだ。(編集担当:饒波貴子)(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年5月撮影)


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