中国メディア・新浪娯楽は８月３１日、日本の歌手・福山雅治が３０日に故郷の長崎でデビュー２５周年記念コンサートを開き、台湾をはじめとするアジアのファンへの感謝を示して「中国語の歌曲を熱唱した」と報じた。

　記事は、福山が台湾と深い縁を持っており、これまでに台湾の観光大使を務めたこともあると紹介。
日本と台湾の交流のために大きな力を注いできたとした。

　そのうえで、３０日に長崎で行われた２５周年記念コンサートでは、まず会場に足を運んだアジア地域のファンに対する感謝を示し、続いて台湾の名前をとくに挙げて感謝したと伝えた。そして最後のアンコールで、自身の曲である「暁」の中国語バージョン「破暁」を熱唱、中国語話者のファンたちを「福山が日本で中国語の歌を歌った」と感激させたとした。

　記事は、「破暁」について２０１４年に台湾で放送されたドラマ「ニイ照亮我星球」のテーマソングに使われたことを紹介。昨年６月に自身初めてとなる台湾でのコンサートを開いた際に、初めてファンの前で歌ったとした。そして、今回のコンサートでは特別に日本語と中国語を半々にしたバージョンが披露され、ファンたちは彼の台湾に対する気持ちを感じ取ったと伝えた。


　この日のコンサートの模様は台湾の映画館でもライブ中継が行われ、台湾にいるファンたちも会場のファンとともに感動を分かちあったようだ。（編集担当：今関忠馬）


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