台湾メディア・蘋果日報は15日、台湾・台北市の私立大学である淡江大学で日本語の講師を務める日本人男性の話として、「日本人が台湾を愛する理由」を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本人が台湾を愛する理由」の1つ目として、「台湾にはおいしい食べ物が多いこと」を挙げ、台湾の食べ物は味が日本のものと似ていると指摘し、日本人にとって受け入れやすい料理が多いと紹介。
一方で、料理の多様性については日本よりも豊富だと伝えた。

 さらに、日本と台湾の物理的距離の近さも「日本人が台湾を愛する理由」の1つとし、日本人にとって台湾は異郷ではあるものの、距離的に近いため帰国も便利と指摘。また、台湾人は日本人に対して非常に友好的で、ほかの国に比べて日本人を排斥しようとしないことも台湾が好まれる理由だと報じた。

 また、台湾は物価水準が日本と近く、日本人としては適応しやすいとしたほか、台湾は治安が良く、路上で急に襲われるようなこともないと指摘。さらに、台湾には日本が輸出した新幹線があるほか、地下鉄やレンタル自転車など公共交通機関が整備されていて便利だとし、こうした暮らし安さも日本人にとって台湾を好む理由につながっていると論じた。

 そのほか記事は、台湾の民主化された政治や、人付き合いにおける気苦労の少なさ、脚のきれいな美女が多いことなどを挙げ、「日本人が台湾を愛するのはこうした理由によるもの」と伝えつつ、「日本人が台湾を愛する理由」を語った日本人男性が台湾を愛するあまりに「台湾への帰化」を決めたと紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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