記事が日本について表現する際に用いた言葉の1つは「ターミネーター」だ。
その後、1945年に日本は敗戦によって「瓦礫と化した」が、ほんのわずか20数年で瓦礫のなかから再興し、世界有数の経済大国となったと紹介。敗戦からの復活は「まるでターミネーターの敵役のようにバラバラの状態からゆっくり破片が集まり、もう一度恐ろしい超人となった」と表現した。
さらに記事は「桃太郎」という言葉を用いて日本を表現。記事は、日本に伝わる伝統的な物語の多くは桃太郎や一寸法師などに見られる「小さくて弱い者が大きくて強い者に打ち勝つ」というテーマが存在していると指摘、こうした物語は日本民族の潜在意識を反映したものだと説明。
記事はこの点をさらに発展させ、日本人は自分に何か足らない点を見つけると、「意志の力」を存分に発揮させ、自らを改善することに一心に打ち込む特質があり、日本人はこれを「極限まで行う」と指摘。この日本人の真剣かつ勤勉な特質については魯迅も絶賛していたと紹介した。
記事はこうした日本の凄みを称賛しつつ、弱点についても紹介しているが、中国の読者がこうした記事を通じて日本から積極的に学ぶべき点と反面教師にできる点を見つけることができるなら、日中双方の進歩に大いに役立つに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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