新婚旅行は結婚したばかりの2人にとって楽しい時間を共有することのできる大切なイベントだと言えるが、中国メディアの今日頭条が13日付で掲載した記事は、新婚旅行先に日本を選んだ1人の中国人女性の旅行体験を紹介している。

 記事は、この中国人女性が関西国際空港に到着後、入国審査を通過するために一定の時間を要していた時に「人が多いにも関わらず、まさに伝えられていたとおり、日本人はみな秩序正しく列に並んでいた」様子を目撃したと紹介。


 また、入国審査を待つ列には様々な国籍の旅行客がいたが、たとえ割り込みたいと思っていても、誰もが整然と列に並んでいる状況下では割り込むという考えを放棄せざるを得ないと感じたと伝えた。

 さらに記事は、この中国人女性が今回の日本旅行で最も深い印象を受けたのは「清潔さ」だったことだと紹介。地上にはゴミ1つ落ちていないうえに1日歩き回った後の靴底にさえ目だった汚れを見つけられなかったと称賛。日本人は一体どのようにしてこの清潔な環境を作り出しているのか「理解不能」という感想を持ったという。

 また、この中国人女性はツアーガイドから日本の小学校の高学年の生徒が低学年の生徒と共に登校するという話を耳にし、「日本の子どもたちの団結、友情は素晴らしい」と感じた一方、日本にはいじめも存在すると聞いて奇妙だと感じたと紹介した。

 この中国人女性が中国人の夫とともに日本を新婚旅行先として選んだという事実は、中国の若い人びとにとっての日本は歴史問題というマイナス要因よりも、はるかに大きなプラス要因、つまり、観光立国としての魅力が存在していることを示していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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