記事は韓国の学者が「日本人が近ごろ『嫌韓』感情を行動に転化させつつある理由には、日韓両国の歴史問題がある。これにより両国間で互いに信頼せず、非難しあう人が増えつつあるのだ。また、日本経済が長期的に停滞していることも影響している。このほか、両国政府が世論を放任していることにも一定の関係があるのだ」との見方を示したことを伝えた。
また、中国社会科学院日本研究所の盧昊氏が「韓国人が日本人から受けるべっ視には、歴史的な根源がある」としたことを紹介。盧氏は「明治維新以降、日本の近代化レベルは終始朝鮮半島をリードしてきた。そして、朝鮮半島に対して植民化を行い、第2次世界大戦終結まで朝鮮はずっと日本の属国だった。こういった歴史的経緯が、日本の在日コリアンに対する居丈高な態度に結びついており、特定の差別的呼称もここに起源があるのだ」と論じている。
盧氏はさらに「第2次大戦後、多くの朝鮮人が日本に残って生活するようになった。規模が膨大だった彼らは日本社会に溶け込むことが難しく、しかも朝鮮戦争では日本政府や在日米軍に監視されたことで長期的に社会から疎外化された。そして、一部の人が結社を組んだり違法な事業に従事したりといった状況がより一層日本人との間にわだかまりを生んだ」と解説した。
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