記事はまず、世界的なカフェチェーンであるスタバは異なる地方の文化に合わせてそれぞれ異なる風格の店舗を作ると紹介。「最もこの特色が現れている国の1つが、日本だ」とした。そのうえで、日本の特徴的なスタバを8店舗紹介しているが、1店舗目は先月末にオープンしたばかりの京都二寧坂ヤサカ茶屋店を挙げた。
同店舗について記事は「東洋の茶道文化と西洋のカフェ文化の結合だ。店内には日本の茶室のような風格が随所に感じられ、畳を配したデザインは人をリラックスさせる。茶室でコーヒーを飲む体験はきっと素晴らしいことだろう」と説明している。
2つ目は富山の環水公園店だ。かつて日本メディアから「日本で最も美しいスタバ」と評されたとし、静かな運河の水面を眺めながらいただくコーヒーは格別であると紹介。3つ目は、神戸の北野異人館店。100年あまりの歴史を持つ洋館に作られたこの店は、1995年の阪神淡路大震災で甚大な被害を受けながら復活したものであり、木造のロゴ看板も見どころの1つとなっているとした。
このほか、日本を代表する漫画家・横山隆一氏ゆかりの建物を利用し、敷地内にプールや藤棚がある鎌倉の御成町店、京都の夏の名物である川床を手軽に体験できる三条大橋店、隈研吾氏が手がけ、約2000本の横木が交錯する独特なデザインを持つ福岡・太宰府天満宮店、サクラの花のコンセプトが随所に取り入れられた「サクラの美術館」のような東京・上野の恩賜公園店、そして島根の出雲大社店を紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Norasit Kaewsai/123RF)
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