近年、発展の目覚ましい中国。電気自動車やモバイル決済の普及など、日本よりも進んでいるように見える点があるのは確かだ。
しかし、日本を繰り返し訪れる外国人旅行者も多く、日本が多くの外国人に愛されているのもまた事実である。

 では、外国人に「日本と中国だったら、どちらが好きか?」と尋ねたら、どんな答えが返ってくるだろうか。中国メディアの今日頭条は15日、海外のネット上で交わされたやり取りを紹介した。記事によれば、外国人の意見は「客観的」で大変参考になるという。

 「日本より中国が好き」と答えた人の多くは、「歴史」や「文化」の優位性を挙げた。万里の長城や兵馬俑といった「古代遺跡」に行ったことのある人は、中国の何千年もの歴史を目の当たりにして圧倒されるようだ。ある米国人は、祖国には「たった200年の歴史」しかないからと中国を選んでいた。

 また、中国の「国民性」に魅力を感じるとした人も多かったという。日本と中国にそれぞれ2年以上住んだことがあるというユーザーは、中国人の「情熱的また楽観的なところ」が好きだとしている。しかし、「旅行だったら絶対日本」だとも付け加えた。日本は清潔で人々が礼儀正しいからだという。また、内気な人は日本、明るい人は中国が合っていると分析したユーザーもいた。


 「食」については、辛いものが好きな人にとって中国は天国だという意見や、北京、上海に限れば中国の「発展」がすごいというユーザー、日本の「物価の高さ」を毛嫌いする意見もあった。

 記事は、この外国で立てられたスレッドの内容に満足した様子で、歴史や文化などで中国に追いつける国はそうそうない、と胸を張り、近い将来に同じ質問をしたら皆一辺倒に「中国のほうがすばらしいと言うに違いない」と主張した。中国の方が好きと答えた人も、日本の清潔さや礼儀正しさなどは高く評価しており、日本にも中国にもそれぞれの良いところがあると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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