大気の質が良いからと言っても、それが長寿に直結するわけではないが、中国では大気汚染が原因で死亡する人の数は1日4000人に達するという統計もある。記事は、日本人の寿命の長さは健康的な食生活と充実した医療が背景にあり、これらは人の寿命と切っても切り離すことのできない関係にあることだと指摘する一方、「街の緑化」や「空気が汚れていない」ことも長寿を実現するうえで無視できないことであると主張した。
続けて、日本は世界でも少ない「緑化面積70%以上」を達成している国であることを紹介し、一般家庭の庭も駐車スペース以外は木や草が生えていて、緑化されていることを写真と共に紹介している。
続けて記事は、日本は大気汚染に敏感な国で、日本のPM2.5の平均的な値は1立方メートルあたり15マイクログラムほどにとどまっていることを紹介。だが、日本も高度経済成長期には大気汚染がひどくて気管支疾患を抱える人が続出したが、様々な規制を設けることや電力を火力以外の方法で作り出すようにすることによって徐々に改善されたと紹介した。
中国では大気汚染がひどいときには戸外での活動を控え、室内に避難するようにしている人が多く、何日も太陽が見えないような状況となることもあって、人びとにとって大きなストレスとなっている。最後に記事は「中国にはまだ時間が残されているので、改善に取り組んで行こうではないか」と読者に呼びかけ、いつの日か中国の空気が日本のようにきれいになることを期待したいと結んでいる。
中国では新鮮な空気を求めて農村部へ出掛ける人が多い。また、新鮮な空気が詰まった缶詰も販売されていたことがある。それだけ多くの人がきれいな空気を求めているのだ。経済をどんどん発展させていくのも良いが、その代償の1つとして深刻な大気汚染が生じてしまった。
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