記事はまず、「この国の印象は、理解が深まるにつれて徐々に変わっていった。例えば、夜は真っ暗になると思っていたピョンヤンの街が、一部の中心エリアでは賑やかだったことだ。また、物価もとても安いと思っていたが、来てみるとそうでないことに気づいた。そして、北朝鮮にはタクシーなどないと思いこんでいたが、これも間違いだと分かった。タクシーがたくさん走っているばかりか、ベンツやレクサスといった高級車までタクシーとして利用されているのだ」としている。そして、2年間の留学生活で感じた北朝鮮の印象を「街を行く人が多い、軍人や兵士が多い。商店や店の商品が少ない、街の自動車が少ない、社会における犯罪事件が少ない」と伝えた。
また、平壌の商店に並ぶ商品は少ないばかりでなく、多くが古めかしい物であると指摘。また、多くの店の従業員は決して態度がいいとは言えず、商品が売れようが売れまいが自分には関係ないという姿勢を露骨に見せると紹介した。買い物するために商店に入ったところ灯りが消えていて、従業員が集まっておしゃべりしており、客が来たのを見て面倒くさそうに照明を点灯するといった光景に遭遇したこともあるという。その一方で、外国人向けの商店で働く従業員の態度はとても良いとのことである。
やる気のない店員の話は、改革開放間もないころの中国の光景を彷彿とさせる。この留学生も「北朝鮮に来て2年、最も強く感じていることは、多くの光景がわれわれ中国の30年前に似ていることだ」との感想を残している。そして、同時に「2年生活してても、知り得ないことがまだまだたくさんある」とした。その多くは、きっと5年10年暮らしていても知るチャンスはやって来ないことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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