日本で交通事故死者数過去最少を更新したのは1949年の3790人以来、実に68年ぶりだという。交通事故死者数は1970年に1万6765人と過去最悪を記録したが、減少傾向が続いていた。記事は、地域別にみると、交通事故による死者数が最も多いのが愛知県で200人、次いで埼玉県の177人、東京164人と続き、最も少なかったのは島根県の17人だったと伝えた。
統計によれば、歩行者の死亡者数が最も多く、高齢者の占める割合に関しては65歳以上の高齢者が2020人で、全体の54.7%を占めた。前年と比べて118人の減少である。飲酒運転による死亡事故は201件で、前年より12件減った。
日本政府は2020年までに年間の事故死者数を2500人以下とする目標を掲げている。2017年に死亡者数が過去最少となった理由について記事は、これまでの道路交通法の改正などに加え、国民一人一人が交通事故防止に向けて積極的に取り組んできた努力が実を結んだとしている。
日本では交通事故による死亡者数は年々減少しているが、中国では交通事故による死亡者数は非常に多い。国家安全監管総局交通運輸部の発表したデータによれば、2016年の中国の交通死亡事故者数は約6万3000人に達するが、一部ではさらに多いのではないかという指摘もある。いずれにしても中国のドライバーの運転を見ているとこの数字にも納得だ。
交通事故が増加する中国とは対照的に、交通事故による死者数が過去最少を記録した日本に対し、中国ネットユーザーからは「民度が高くて、秩序もある。日本の交通事故死者数が少ないのは納得だ」、「さすがアジアの先進国だ」といったコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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