まず1点めは、「建物の建築基準と審美意識」だ。「1980年代に中国で建設されたエコノミー住宅は直視できないほど古臭くて汚れている。一方で日本で80年代に建てられたマンションは内装を見ても外装を見ても、新しいマンションとあまり違いがない。中国の建物づくりは非常に雑で、設計も美しくない。細かい部分の処理において日本との差はとても大きいのだ。もし、中国でも日本の一戸建てのような住宅が建てられるようになったら、きっと街の景観はもっとひどくなることだろう」としている。
2点めは都市計画の違いを挙げている。「中国の都市計画はとにかく大きく広く、という特徴を持っている。その最たるものは道路の広さだが、これにより住民の生活動線が分断されることになる。そして、新たに作られた団地には、商店やレストランなどの生活するうえで必要な付帯施設がついてこない」と説明した。
さらに、3点めには空気の質の違いを、4点めには市民のモラルの差を指摘。「日本に行ったことがある人であれば、日本の空気が中国よりもどれほどきれいかを知っていることだろう。
そして最後に「もし、中国がこういった点で日本と同じ基準に到達したならば、きっと中国での生活も日本同様に心地よいと感じることだろう」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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