道頓堀は中国人に人気のようだ。記事は道頓堀について、商業都市・大阪で最も繁栄している地域だと紹介。元は運河があったので繁華街になったようだと伝えた。道頓堀には、江戸時代の始めに安井道頓が自然の川を運河として整備し、ここに芝居小屋ができて人が集まるようになったことで、芝居と飲食の街になった歴史がある。
記事の中国人筆者は、道頓堀に来てみた感想を「北京の王府井(ワンフージン)に似ている」としている。王府井は北京の繁華街で、デパートや飲食店が立ち並ぶ歩行者天国だ。道頓堀も「美食の中心地」で、おいしいものがなんでもあると伝えた。寿司、海鮮、大阪名物のたこ焼きなど何でもあり、ラーメン、鉄板焼き、串揚げなどもおすすめだと紹介。グリコの巨大ネオンや動くカニの看板、づぼらやのふぐの立体看板も面白く感じたようだ。
さらに、道頓堀の別の魅力は「尋常ではない夜の賑やかさ」だと紹介。日本は全体的に静かだと言われるが、賑やかなのが好きな中国人としてはこちらのほうが楽しく感じるのかもしれない。夜景もきれいで、ネオンがきらめき始める時間がなんともたまらないという。
道頓堀を紹介するこの記事に対して、さすが中国人に人気の場所なだけあり、多くのコメントが寄せられた。実際に行ったこともある人からは、「とにかく人が多くて、中国人ばかりだった」、「看板がすごい。中国にはこういう立体看板がない」、さらには「子どもにプラモデル店が大好評だった」と新たな楽しみ方を提案するコメントも見られた。しかし、北京の王府井に似ているかどうかについては賛否両論があった。
いずれにしても、食の都ともいわれる大阪は中国人にとって非常に魅力的な場所のようだ。これからも多くの中国人が大阪の魅力に引き寄せられるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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