中国メディアの今日頭条は13日、都市部で生活する中国人の多くが日本を訪れる際に感じる事柄について述べる記事を掲載した。記事は、東京が世界一のメガシティであるとはいえ、一部の大都市部以外は「街中を歩く人は圧倒的に少なく、高層の建物も少ない」と指摘。これは中国の中小都市と大きく異なるところだと主張している。
中国の都市は人口によって「超大型都市、特大都市、大都市、中等都市、小都市」と分類されているが、日本の都市人口と比較すると、「京都であっても、中国の基準に当てはめれば人口150万人に及ばない小都市と見なされる」という。また、中国人が実際日本を訪れると「街中であっても中国と比べるとひっそりとして非常に静かである」と驚きを感じると強調した。
中国では郊外や農村部であれば店の数が少なく、出歩く人もまばらなのも当たり前と感じるが、街中はたとえ小規模な都市であっても平日の昼間から大勢の人や車で賑わっているのが普通である。通り沿いには、日本の商店街のように個人が経営する小売店が軒を連ね、活気を持って商売しているので絶えず賑やかさがある。
一方、日本の通り沿いは独特の日本家屋が軒を連ね、それはそれで趣があって日本の文化が感じられるようだが、「夜になるとさらに静かで自分以外誰の姿も見かけないが、不思議と治安が良い」と主張。普段から人混みの中で生活することに慣れている中国人にとって、日本の街で味わう静けさは不思議な感覚のようだ。しかし、恐怖感はなく、これは「日本の治安の良さや、日本人の規律正さがあるからだろう」と中国との相違を語っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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