中華料理は世界3大料理に数えられるだけあって、中国には様々な美食が存在する。だが、文化や習慣の異なる人から見れば、中国には「受け入れられない料理」が存在するのも事実のようだ。


 中国メディアの環球網は18日、中華料理は非常に美味であるが、なかには外国人が食べるのに戸惑ってしまう食品も多数あることを伝え、「ピータン(皮蛋)」は「外国人からしたら化学兵器のように感じられるらしい」と伝えた。

 ピータンはアヒルの卵を熟成させた独特のにおいを持つ食品だ。記事は、中国人にとってピータンは美味な食品だが、米メディアによって「世界で最も気持ち悪い食品」に選出されたことがある料理と紹介。また、外国では「悪魔が生んだ卵」などと呼ばれているとしたうえで、屈強な男でさえピータンを食べる際には「震え上がる」と伝えた。

 続けて、スウェーデン南部の都市に期間限定で開館した「不快な食べ物博物館」に展示された80種類の食品のうち、中国代表としてピータンが展示されたと紹介。また、そこには日本代表として「納豆」も展示されていたようだ。

 他にも記事は、イタリア・シチリア島では警察当局が「人間の食用に適さない食品を販売した」という理由で、中華系商店を捜索したこともあると伝え、当局はピータンのほかにアヒルなどの卵を塩漬けにした食品を押収したと紹介した。

 中国には他にも外国人にとっては食べるのに勇気がいる食品が存在している。豆腐に麹をつけて塩水で発酵させた「腐乳」や、激しいアンモニア臭のする「臭豆腐」は外国人にはハードルが高い食品と言える。中国を訪れる機会があれば、こうしたディープな中華料理を試してみてはいかがだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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