記事は、日本の有名な駄菓子を幾つか紹介し、中国の駄菓子と比較している。その1つが「チョコ棒」だ。ベースになるスナックは中国にもある「粟で作ったお菓子」に似ているが、ポップコーンのような味がしてチョコレートがかかっており、さらに砕いたアーモンドまでがかけてあり、「すごくおいしい」と駄菓子とは思えないレベルの高さに脱帽している。
次は「もろこし輪太郎」。中国にも類似品があるが日本のほうが口当たりがなめらかでおいしいと高評価。ただ、同系統のスナック菓子「キャベツ太郎」については、カエルのイラストも商品名のキャベツも中味とは何の関係もないのが納得いかなかったようだ。そのうえ酸味があるため、評価が分かれるところだと伝えている。
また、日本らしい駄菓子としては「ビッグかつ」と「蒲焼さん太郎」を紹介。日本のソースのおいしさは中国では理解されないことが多いが、ビッグかつも例外ではなく「カレーの味がして非常にしょっぱい」と低評価だった。ただ、魚肉でできていることに興味を示したほか、蒲焼さん太郎は「豆腐皮を干したもの」に似ていて噛み切るのが難しい、と日本には珍しい駄菓子もあると伝えている。
最後に麩菓子も紹介し、中国人としては見た目には難ありだが、口の中でとろける食感が珍しいと伝えている。
記事に対しても、多くの驚きと称賛のコメントが並んでいる。「日本の駄菓子のほうが衛生的」、「駄菓子なのに高級感があるのは匠の精神のおかげか」、「日本には10円のうまい棒が何十種類もある」など、同じ駄菓子でも中国とはずいぶん違うと指摘する声が多く見られた。また、柿の種やじゃがりこなど他にも日本の駄菓子を代表するお菓子は多いという指摘も見られた。そのうち、日本の駄菓子が旅行客に爆買いされる時が来るかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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